山形伝統の稲「豊国」の稲藁の節部分のみを使用し手作業で一つ一つ編み上げる稲藁節草履です。
「稲藁節」とは、稲藁の茎のさらに内側に隠れたストロー状の部位です。通常の稲藁草履は稲藁全体を使いますが、「節」だけで編み上げた豊国草履は艶と滑らかな肌触りが特徴で、稲わらの温かみが感じられます。
鼻緒生地には全てシルク100%で織り上げた、山形県米沢市の米沢紬を贅沢に使用しました。
軽くて滑りにくく、長持ちするように底材には高耐久ウレタンと合成ゴムを組み合わせた素材を使用しています。
【草履の選び方・お手入れの仕方】
Q. 草履のサイズはどうやって選べばいいの?
A. 草履を選ぶ時、重要となるのが草履の大きさです。草履の大きさは靴のように細分化されていないので自分に合ったサイズが分からない事が多くなります。
草履のサイズを選ぶ時は、靴のサイズを基準として-1cmから+1.5cmを基準に選ぶと良いでしょう。
Q. 草履が汚れたんだけど?
A. 草履を履いていれば、どうしても汚れが付いてしまう事があります。そんな時は、絶対に洗濯などをしてはいけません。植物素材の草履には水分は天敵なのです。
汚れが付いてしまった時は硬く絞った雑巾で汚れを拭き取り、風通しの良い日陰で十分に乾かして下さい。
日本各地のお祭りや、時代劇、歌舞伎、更には大相撲の三役格行司など様々なところで軽部草履の草履が使用されています。
現在、手編み草履の生産を行う事業者は非常に少なく、軽部草履は日本の手編み草履生産の95%以上を担っています。
これからも軽部草履は日本の伝統を足元から支えていきます。
※画像はイメージです。
地場産品に該当する理由:
3. 当該地方団体の区域内において返礼品等の製造、加工その他の工程のうち主要な部分を行うことにより相応の付加価値が生じているものであること。
製造:軽部草履(山形県寒河江市中央工業団地51)
協力事業者:寒河江市観光物産協会