《日光茶道具》
木工のロクロ技術を生かした、鑑賞用のミニチュア茶道具で、明治の初期から、日光盆などの素材を作る木地師の余技として作られたのが始まりです。
茶わん・茶たく・茶がま・菓子鉢・きゅうす・ひしゃく・茶こぼしなど、可愛らしい茶道具10種類がお盆に乗せられています。
サクラ・カリン・ケヤキ・ミズキ・イゴの木・トチなど、数種類の素材を道具の特色にあわせて使いわけ、木工技術ならではの味わい深い民芸品です。
《三百余年の伝統を受け継ぐ日光彫》
日光彫の起源は、3代将軍 家光公の時、東照宮を造替した名匠たちが、余技として作ったのが始まりといわれています。
日光彫は、線を掘るための独特の道具「ヒッカキ」という刃物を使うのが特徴で、通常の三角刃と異なり、先端を折り曲げた「キリダシ」を手前に引いて彫りだします。
図案にはボタン、キク、サクラなど、主に植物が用いられています。
木地はトチノキやカツラ、ホオなどで、お盆、茶たく、菓子器、銘々皿、テーブル、花台など種類が豊富で、日光土産としても大変人気です。
《五十嵐漆器株式会社について》
当店は東武日光駅から5分、またJR日光駅からも徒歩10分の場所にあります。
好評をいただいている「日光彫体験学習」も随時受け付けております。
日光市にお越しの際には、是非体験してみてはいかがでしょうか。
【地場産品基準】
(3) 当該地方団体の区域内において返礼品等の製造、加工その他の工程のうち主要な部分を行うことにより相応の付加価値が生じているものであること。
■提供事業者:五十嵐漆器株式会社