皆さまに「磐長姫(いわながひめ)」をご案内できることを嬉しく思います!
八ヶ岳ピースファームは、「持続可能な〇〇」(○○は農業、会社、社会、人、地球)を目指し、自然に沿った活動をこれまでやってきました。
持続可能な活動にしていくためにもお米、野菜だけに限らず、お餅、玄米麺、米粉などの6次産業化することでさらに多くの方に喜んでいただきました。
そして今回は「発酵」の代表でもある日本酒をお届けします。
ここ八ヶ岳南麓で嘉永元年(1848年)より御神酒酒屋として酒造を始めた170年の歴史ある谷櫻酒造さんの伝統技術とコラボさせていただき、自然酒「磐長姫」が出来上がりました。
まずは、米作り。
長年耕作放棄地だったような農地を復田しました。
復田すると、水が通り、空気が流れ、生物たち、植物たちが住みます。
それは多様性をうみ、栽培期間中農薬・肥料を不使用で栽培することで微生物の力を最大限に生かし、その活動がお米に栄養をもたらてくれます。
そして、八ヶ岳からの栄養豊かな山水でお米は実り、人の手で1束ずつ丁寧に天日干しされました。
そして品種にもこだわり、在来種の米「亀の尾」を育てました。
次に、酒造り。
酒の味は米、口当たりは水質、香りは酵母、と言われます。
お米は1等級の自然栽培天日干し日本3大在来品種「亀の尾」。
水は深井戸にこんこんと湧くのは、八ヶ岳南麓高原湧水群の伏流水。
香りは40年酒造りしてきた南部杜氏協会会長梅澤氏により酵母を厳選していただきました。
「なるべく削らない」をコンセプトに精米歩合は80%。
そして、お米の粒が残ってしまうほどのにごり酒に仕上げていただきました。
そして、製品作り。
ラベルには和紙を使用し、八ヶ岳の1つである権現岳が描かれています。
その権現岳に御坐す神様「磐長姫」をイメージして、「白」を基調にデザインしました。
今後とも末永くご愛顧の程、どうぞよろしくお願いいたします。
私たちのこの想いが皆さまに届きますように。
飲み口は、とろりとした口当たり。火入れしたお酒はアルコール度数が低く口当たりも和らいで飲みやすくなっています。
日本酒度は±0で辛口と甘口の中間ですが、やや辛口の引き締まった味わいとなっています。
お米のかけらが残っていますが、自然栽培の亀の尾の旨みとしてお楽しみください。