遠野市宮守町達曽部(たっそべ)町にある、金取(かねどり)地区で取れた新米を精米したてでお届けします!
品種はこの地区の推奨品種となっている『ひとめぼれ』です。
金取ノ米
金取地区は、『金が取れる』が由来と言われていますが、実際に金が採掘された地域ではありません。ここでいう金は、米のことを言い、農業に適した地区であると昔から言われていたことがわかります。
金取地区には約9万年~3万5千年前の旧石器時代の金取遺跡が存在しており、この遺跡の存在は旧石器時代から集落が存在しており、人が住める豊かな自然環境が育まれていたことを示しています。
また、金取地区の田んぼで取水している水は、地元住民が『明神さんの湧き水』と慕っている名水が使用されています。この湧き水は遠野市の上水道の水源地になっており、非常に良い水質とされています。
この地区から生産される米は、清浄な湧き水をふんだんに使用されており、新米であっても粘りが強くでず、噛みしめると甘みがどんどん出てきます。これは、冷えてもおいしく食べられるお米であることを意味しており、そのまま食べておいしいのはもちろん、おにぎりやお弁当に入れても粒立ちが残るお米です。また、パラっとほぐれることからチャーハンや雑炊などでもおいしくいただけます。
このお米は、遠野市宮守町達曽部(たっそべ)地区で農業を営む『多田農産』が生産したものです。
多田農産の代表は【多田貴博(ただたかひろ)】といい、昭和58年生まれの若者(農家基準)です。
多田代表は、一度親戚が住んでいる千葉の県警に就職しましたが、Uターンし、就農した珍しい経歴です。現在約10haを耕作し、米、ニンジン、ピーマン、ニラなどを育てています。
多田代表のモットーは就農してから一貫して【ふるさとの景観の守りたい】です。地元に若者が残らず、農家がどんどんいなくなってきており、自分が就農しなければ農地が荒れてしまうと危惧し、就農した熱い男です。農地を預けてもらうには地元の方との信頼関係が重要です。最初就農した際には、1haほどの農地でしたが、8年で10haまで耕作面積を増やすことが出来たのは、人がいないからという理由だけではありません。
謝礼品のページには多田農産が管理しているきれいな農地の写真を載せています。
本来であれば多田農産が守っている『ふるさとの景観』を直接ご覧いただきたい所ですが、何かと煩わしい昨今ですので、写真で確認いただき、ぜひ多田農産の農産物を謝礼品として選んでいただければ幸いです。