山形県内陸部に伝わる里山のおもてなし料理三品。古くから地場に伝わる鯉の甘露煮と北前船と最上川舟運の文化を伝える棒だら煮とにしん甘露煮の詰め合わせ。
【鯉ぶかし】
丸原鯉屋独自の製法で蒸かして骨までやわらかくした鯉の甘露煮です。こだわりの逸品として鯉の甘煮と一線を画す商品であるため「鯉ぶかし」と名付けました。
蒸して骨まで軟らかくしてから煮ることで、時間が経っても硬くなりにくく、しっとりとした食感が残っています。小骨や中骨を簡単に取る事ができ、そしゃくする事(噛み砕く事)が可能な方であれば、そのままお召し上がりいただけます。
保育所や老人保健施設の給食などでも提供されており、お子様からご高齢の方まで幅広い年齢層の方にご賞味いただいております。
温める場合は、沸騰したお湯で3~5分程温めてお召し上がりください。
【棒だら煮】
最上川舟運の船着場があった寒河江の地では、北前船によって山形へと運ばれてきた北海道の食材が親しまれてまいりました。棒だら(鱈の身を乾燥させたもの)もその一つです。
水戻しした棒だら(鱈の身を乾燥させたもの)をじっくりと炊き上げました。山形の地酒との相性もよく、おかずだけでなく、酒の肴としてもおすすめです。
温める場合は、沸騰したお湯で3分程温めてお召し上がりください。
【にしん甘露煮】
北前船と最上川舟運の文化を今に伝える甘露煮です。身欠きにしんを焼かずに茶茹でしやわらかく煮込みました。
かけ蕎麦に乗せて、にしんそばとしてもお召し上がりいただけます。 温める場合は、沸騰したお湯で3分程温めてお召し上がりください。
大正15年に行商から始まった丸原鯉屋。当時は自転車の荷台に乗せた木桶の中に水を張り活鯉を入れて、家々を回り、ご注文を受けたその場でさばいて販売していました。
月山と朝日連峰を源流とし、日本名水百選の月山山麓湧水群を有する清流 寒河江川の水で泳ぐ丸原鯉屋の鯉には臭みやクセはありません。素材の良さを活かすよう一つ一つ丁寧に心を込めて作り上げた逸品は、物産展や百貨店のギフト御用達となっております。
時代は変わっても創業当時からの感謝の気持ちと商品への取り組み方、伝統製法を変わらず受け継いできました。
これからも山形の食文化を受け継ぎ伝えてまいります。
※画像はイメージです。
協力事業者:丸原鯉屋(山形県寒河江市柴橋662-1)
地場産品類型番号:3. 当該地方団体の区域内において返礼品等の製造、加工その他の工程のうち主要な部分を行うことにより相応の付加価値が生じているものであること。