※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
シャルドネは2021年に初リリースし、今回、こちらの商品が3ビンテージ目です。2022年のシャルドネに使用した樽は少し香りの抽出が強かったので、樽メーカーを変更し、穏やかな樽香を意識しました。しかしながら、ご存じの通り新樽は香りが強く表現されるものですので、3樽中、2樽が新樽ということもあり、しっかりとしたニュアンスのワインとなっています。
また、2023ビンテージは初めてMLFを行いませんでした。これは猛暑により酸が早く落ちてしまった中、フレッシュさを維持するための選択です。
■ブドウ栽培■
まずはなんといっても霜による被害が多く発生しました。
特に標高の高いエリアのゲヴュルツトラミネールやモンドブリエといった芽吹きが早い品種は大きな被害でした。
シャルドネは被害を免れ、その後は雨も少なく順調に生育は進みましたが、7月~9月にかけての猛暑により、「高い熟度」と「東北らしくないおだやかな酸」という珍しいビンテージとなりました。
【地場産品基準の該当理由】
主たる原材料のぶどうはすべて区域内で生産され、かつ区域内の工場で醸造の全工程が行われています。
提供:株式会社MKファームこぶし