仁淀川(によどがわ)は、西日本最高峰の石鎚山を源とする、全長124kmの高知県を代表する清流です。
この川は、古来より「神河」と称され、「風土記」の中に「神々に捧げるための酒造りにこの清水を用いた」と記されている伝説の神の川でもあります。
また仁淀川は、平成23年7月に国土交通省が発表した「全国165河川2010年水質ランキング」にて第1位を獲得し、名実ともに「日本一水のきれいな川」となりました。
さらに、平成24年3月のNHKスペシャル「仁淀川~青の神秘~」という番組の放送以来、その「仁淀ブルー」と呼ばれるあまりに神秘的な美しさの青色に、全国に驚きと感動が広がっています。
そして司牡丹の仕込水は、この日本一きれいな仁淀川の水系の伏流水なのです。
司牡丹の蔵が建つ佐川町は仁淀川の中流域に位置しており、周囲を山に囲まれた盆地であるため、この伏流水が豊富に湧き出しているのです。
この仕込水は、やわらかい中にナチュラルな甘みを潜めた軟水であり、この水を口にした多くの人々から、その美味しさは必ずと言っていいほど絶賛されています。
日本酒の原料の約80%は水であり、つまり司牡丹の80%は「美味しい」と絶賛される日本一きれいな川の伏流水であるとも言える訳です。
司牡丹の根本的な美味しさの秘密は、ここにあると言っても過言ではないでしょう。
「司牡丹・仁淀ブルー」も、もちろんこの伏流水を使用して仕込まれた純米酒です。
さらに、これまでも評価の高かった司牡丹の純米酒を、ワンランクブラッシュアップさせた酒質に挑戦しています。
酵母は司牡丹の純米酒では初となる協会7号酵母を使用し、その良さを十二分に引き出すため、「火入れ」は1回のみとし、0℃以下の冷蔵庫にて「瓶貯蔵」を行うというものです。
結果としてその香味は、より清冽なものになります。
艶やかでナチュラルな香りと、爽やかな柑橘類を彷彿とさせるほのかな酸をしのばせた淡麗辛口の味わいは、抜群の爽やかさを感じさせながら、後口は心地良くサラリと切れていきます。
心の中に日本一水のきれいな川・仁淀川の神秘的な清流の風景が、きっと浮かんでくることでしょう。
総務省 地場産品基準 八 イ に該当(隣接する佐川町との共通返礼品)