銘茶「四君子」は、今日庵文庫長、筒井紘一氏と、塗師宗哲十二代、中村弘子さんの意匠によって生まれたシリーズです。飲みやすい煎茶と香ばしい玄米茶をお詰めしております。
「四君子」は、古代中国の賢人が愛した4つの花、梅・竹・蘭・菊のこと。
古来中国では、お茶は仙人の世界に通ずる飲み物とされてきました。
仏教でいう醍醐水・甘露水にあたる、そうした長生きの飲み物をイメージしてつくられたのが「四君子」シリーズです。
「玄米茶 菊」は、京都山城の工場で精選した豊かな香味の煎茶に、香ばしい香りの炒り米をブレンドして仕上げた玄米茶です。
あつあつのお湯で淹れて、ゆっくりお飲みいただくと、ほっとした安らぎのひとときをお楽しみいただけます。
一緒にお詰合せする「煎茶 竹」は、爽快な香りとコク・渋味と旨味が調和した味わい。さまざまなシーンでお楽しみいただけるオールマイティーなお茶です。
その一服に、精神の浄化と口福を見出し、四君子の花に故事来歴を思い浮かべていただけますと幸いです。
どうぞ奥深い香りと風味をご満喫ください。
~意匠の筒につきまして~
「四君子」のパッケージは、塗師宗哲十二代、中村弘子さんの監修・意匠によって生まれました。
茶の湯伝来の形を現代感覚で活かしたこの茶器。その六角は長寿を意味する亀甲を表し、また蓋は、日本に古くからある<金輪寺形>と呼ばれる置き蓋にしております。
亀甲型に高貴な花竹のいのちを重ね合わせ、日本の伝統ある形・色・文様を大切にしながら作られたこの 「四君子」を通じて、暮らしのお茶を「はんなり」とお楽しみください。
【原材料】
・玄米茶 菊・・・緑茶・炒り米
・煎茶 竹・・・緑茶
【保存方法】
高温多湿を避け、移り香にご注意ください。
【地場産品に該当する理由】
区内において、茶葉の発酵・乾燥・配合加工をおこなっているため、相応の付加価値が生じているもの (告示第5条第3号に該当)