酔園「幻の酒」と安曇野の蕎麦、わさび漬けをセットにしました。ぜひご一緒にお楽しみください。
セット内容
【酔園 幻の酒】
信州安積野産の酒米「ひとごこち」と北アルプスの清冽な伏流水で醸す純米吟醸。スッキリとした喉越しの旨口のお酒です。
【安曇野道祖神そば】
独特の包丁切りにより麺が立ちつゆが絡みやすく、舌触りの良い手打ちの味をお楽しみいただける生そばです。
【生わさび醤油漬】
清流で育った山葵を長く続く製法で醤油漬けにしています。爽やかな辛味と豊かな香りが特徴です。
製造者の紹介【EH酒造株式会社】
安曇野の地で長い歴史をはぐくんだ酒蔵「酔園」。
2002年11月1日、EH株式会社(エクセルヒューマン)は、江戸時代末期より続くこの酔園の伝統を引き継ぎ、「EH酒造」として新たな酒造の歴史を歩み始めました。
★蔵の歴史
北アルプスの峰々からわき出る名水が、あづみ野の緑豊かな風土を育ててきました。豊科、松本から立山へと続くアルペンルートの拠点・大町にかけては、さほど広くないエリアながらも、約20軒の造り酒屋が点在しています。
そのなか1棟、江戸時代から伝わる酒造りを継承した「酔園」は、昭和36年に誕生しました。酒をこよなく愛する人々が、心底飲みたいと思う酒造りをめざしたこのブランドは、あづみ野の風土を活かした数々のすばらしい銘酒を世に送り出しました。
そしていま、エクセルヒューマンが酔園の歴史と伝統を受け継ぎ、21世紀の酒造りを目指す「EH酒造」として新たな歴史の一歩を踏み出しました。
〜あづみ野で育まれた酒米「美山錦」「ひとごこち」
地の利を活かしたこだわりの酒ができるまで〜
EH酒造が酒造好適米として使用している「美山錦」「ひとごこち」は、信州産の酒米です。栽培に手間がかかるため、かつて農家から敬遠されていましたが、「梓川の豊かな水に恵まれた穀倉地帯で育った酒米で、うまい酒をつくりたい」という熱意が実り、いまやEH酒造の酒造りには欠かせない原料となりました。
さらに、EH酒造の酒造りは、風土を代表する個性豊かな長野酵母抜きには語れません。爽やかで華のある吟醸酒を生み出す酵母は、まろやかで温もりのある味わいを引き出し、あづみ野の澄んだ空や風のきらめきを感じさせてくれます。
EH酒造では美山錦・ひとごこちに加え、酒造りでは最高の酒米として知られる山田錦を使用。あづみ野の美しい天然水に浸して蒸米をつくり、蒸し米に麹菌を加えて麹をつくります。さらに、この麹で蒸米を糖化しながら酵母を培養し、酒母を生成。この酒母に麹、蒸米、水を加えてもろみを仕込みます。20日ほどかけて発酵を終えたもろみは、上槽過程で酒かすと新酒に分けられ、抽出されてた新酒は、ろ過・火入れを経てびん詰めされます。