看板商品「酔園」シリーズを味わっていただける飲み比べセットをご用意いたしました。
それぞれに味わい、飲み頃の温度、相性の良い料理がありますので、ぜひ飲み比べをお楽しみください。
セット内容
【酔園 幻の酒生貯 純米吟醸】
信州安曇野産の酒米「ひとごこち」と北アルプスの伏流水で醸す純米吟醸、ほのかな吟醸香・やさしい甘味と適度な酸味がバランス良くとれた仕上がりのお酒です。
【酔園 やわ口吟醸 吟醸酒】
酒米「ひとごこち」と北アルプスの伏流水で醸す、口当たりが柔らかく飲むほどに深みを増す味わいのある吟醸酒。
【酔園 辛口純米 純米酒】
仕込み水に北アルプスの伏流水を使用し、原料は60%精米の長野県産米を使用した純米酒。仕込み水の鮮烈なキレと米の旨みを生きた、味わいは重厚でありながらもキレのよいお酒です。
【酔園 うま辛本醸 本醸造】
長野県産米を使用し、米の旨みを活かした濃醇辛口で、さらに芳醇な香りと喉越しのスッキリ感を見事に調和させた一品。冷から燗まで幅広い温度帯で楽しめるお酒です。
【酔園 本醸生貯 本醸造】
スッキリ感をイメージさせた特別本醸造の生貯蔵酒です。お米の成分が旨みとなり、飲み飽きしないスッキリとしたお酒です。
製造者の紹介【EH酒造株式会社】
安曇野の地で長い歴史をはぐくんだ酒蔵「酔園」。
2002年11月1日、EH株式会社(エクセルヒューマン)は、江戸時代末期より続くこの酔園の伝統を引き継ぎ、「EH酒造」として新たな酒造の歴史を歩み始めました。
★蔵の歴史
北アルプスの峰々からわき出る名水が、あづみ野の緑豊かな風土を育ててきました。豊科、松本から立山へと続くアルペンルートの拠点・大町にかけては、さほど広くないエリアながらも、約20軒の造り酒屋が点在しています。
そのなか1棟、江戸時代から伝わる酒造りを継承した「酔園」は、昭和36年に誕生しました。酒をこよなく愛する人々が、心底飲みたいと思う酒造りをめざしたこのブランドは、あづみ野の風土を活かした数々のすばらしい銘酒を世に送り出しました。
そしていま、エクセルヒューマンが酔園の歴史と伝統を受け継ぎ、21世紀の酒造りを目指す「EH酒造」として新たな歴史の一歩を踏み出しました。
〜あづみ野で育まれた酒米「美山錦」「ひとごこち」
地の利を活かしたこだわりの酒ができるまで〜
EH酒造が酒造好適米として使用している「美山錦」「ひとごこち」は、信州産の酒米です。栽培に手間がかかるため、かつて農家から敬遠されていましたが、「梓川の豊かな水に恵まれた穀倉地帯で育った酒米で、うまい酒をつくりたい」という熱意が実り、いまやEH酒造の酒造りには欠かせない原料となりました。
さらに、EH酒造の酒造りは、風土を代表する個性豊かな長野酵母抜きには語れません。爽やかで華のある吟醸酒を生み出す酵母は、まろやかで温もりのある味わいを引き出し、あづみ野の澄んだ空や風のきらめきを感じさせてくれます。
EH酒造では美山錦・ひとごこちに加え、酒造りでは最高の酒米として知られる山田錦を使用。あづみ野の美しい天然水に浸して蒸米をつくり、蒸し米に麹菌を加えて麹をつくります。さらに、この麹で蒸米を糖化しながら酵母を培養し、酒母を生成。この酒母に麹、蒸米、水を加えてもろみを仕込みます。20日ほどかけて発酵を終えたもろみは、上槽過程で酒かすと新酒に分けられ、抽出されてた新酒は、ろ過・火入れを経てびん詰めされます。