本商品「せえらいて」は、初心者でも簡単に足や全身が揉めるように開発された健美院オリジナルの足揉み棒です。
靴下の上からも使用出来ます。
木のぬくもりが優しく、使うほどに自分の手になじんできます。
「せえらいて」とは、播州弁で「精をだして」「頑張って」という意味の言葉ですが、今では殆ど使われる事はございません。
兵庫県三木市は戦国時代末期から続く金物の町です。「刃」を鍛える鍛冶の技術の進歩と共に、「柄」の木材加工技術も進歩してきました。
ただひたすらに「人の手に馴染む」「柄から刃に力を伝える」事を目的に、数百年掛けて追及してきたその技術は、世界に誇れるとても高い技術です。
この度、「ほぐし棒 せえらいて」を共同開発した「有限会社イクトモ」は、明治創業の、主に「柄」を製造する木材加工業者の老舗です。
その歴史的ノウハウを余す事なく使用し、更に木材の性質を熟知した職人が一本一本手作業で加工を施した「ほぐし棒 せえらいて」の飾り気の無いシンプルな作りは、「握りやすさ」「揉みやすさ」を極限まで追求した使用となっております。
「じゃあ、せえらいて行ってくるわ。」「あんた、せえらいて仕事しいよ。」
人々がこんな言葉を交わしながら、育まれて来た素晴らしい技術と文化。沢山の方に知ってもらいたいと思うと同時に、未来に繋いで行きたい財産だと心から思いました。