高知県では有名な干し芋、その名も「ひがしやま」です。
栽培期間中農薬不使用で育てた自家製栽培の紅はるかを厳選し原材料としており、無添加で職人が大鍋でコトコト何時間も煮込んで作る肉厚の干し芋です。
普通の干し芋は蒸して作りますが、この「ひがしやま」は昔ながらの大鍋で薪を使い、5時間以上コトコトと煮込んだ後、天日干しで2週間ほど乾燥させることで、病みつきになるようなねっとりと甘くキャラメルような濃厚な干し芋が出来上がります。
多くの干し芋は乾燥しやすくする為、薄く切った後干しますが、このひがしやまは丸干しもしくはお芋を半分に切る厚切りで作られているため独特のねっとりとした触感に仕上がります。
約200グラム入りのひがしやまの2袋のセットです。
そのまま食べても美味しくいただけますが、オーブンで2、3分温めるとより美味しくいただけます。
お芋を収穫後、芋壺と呼ばれる場所で甘く熟成するまで保存した後加工しております。
すべて手作りで作っている為在庫がなくなり次第終了となります。ご了承ください。
干し芋は全国各地に存在しますが、高知県では古くから「ひがしやま」と呼ばれる干し芋が作られています。
この呼び方にはいくつか由来があると言われており、1つ目は土佐弁の「ひかちばる」「かちばる」という物が乾燥してカチカチに固ることを表す言葉が由来となった説です。
2つ目は高知の山村では古くから冬の保存食として干した芋が作られており山で取れる干し菓子という言葉が由来で、干菓子山(ほしがしやま、ひがしやま)という言葉が由来という説です。
そのため、今でも干し芋を干し菓(ほしか)と呼ばれる高齢の方もいます。
昔ながらの手作りで、大きな鍋で薪を使い灰汁を取りながらコトコト5時間以上煮込んだ後、2週間ほど寒い北風で天日干しする為、大量生産はできませんが、昔ながらの味にこだわりってこの製法で作っております。
他の干し芋とは違う「ひがしやま」ならではの艶のある見た目とねっとりとした食感になっているかと思います。