上品な香りの本枯節と旨味が強い荒節。
それぞれに良さがあり、料理や好みで使い分けをするのもおすすめです。
職人が削った節は、羽衣のように薄く、口溶けがよいのが特徴。
ぜひ、まずはそのまま召し上がり、味や香りの違いをお楽しみください。
◇本枯節
鰹節の最高級品といわれる「本枯本節」は指宿市山川が生産量日本一を誇ります。
一般的な鰹節はカツオを乾燥させて1カ月ほど燻して完成ですが、本枯節は表面にカビをつけて天日干しを繰り返し、30工程超の手間と時間をかけるため、約半年かかってようやく完成します。
袋を開けた瞬間に漂う香ばしい匂いに驚くこと間違いありません。
ご飯にのせて、深い香りとおいしさを楽しむのがおすすめです。
◇荒節
スーパー等でよく目にされる削り節の多くは荒節で、本枯節とは違いカビ付けをしておらず、約1ヵ月で完成します。
本枯節と比べて鰹の味が強く、出汁にすると色が濃く出ます。
本枯本節生産量日本一の指宿市山川は、鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置し、古くから薩摩の海の玄関口として栄えた港町です。
鰹節の三大産地の一つで、街を歩けば燻す煙が幾本も上がり、どこからともなく鰹節の良い香りが漂ってきます。
■生産者の声
大丸鰹節は指宿市山川に創業し80年余りになります。
代々受け継がれる技で、手間と時間をかけ、鰹の旨味を最大限に生かして造られる本枯節を造り続けてきました。
鰹節は日本料理の基本となるため職人の期待に応えられるよう、一本一本丁寧に製造しています。
そんな伝統の鰹節をぜひご家庭で味わってください。
■賞味期限
全て製造日から1年
■注意事項/その他
※画像はイメージです。
※高温多湿を避け、開封後は早めにお召し上がりください。
提供事業者:大丸鰹節