経年変化を楽しむレザールームシューズ。
このルームシューズはアッパーと中底、それから5mmのスポンジ底で構成されているシンプルなシューズです。
「素材について」
・アッパーは天然ヌメ革の漉き落としでつくった床革にコーティング加工したオリジナルの素材です。ざらっとした元々の表面に毛羽立ち押さえの糊加工を施してあります。始めは硬く感じられるかもしれませんが、程なくすると足の形に沿い馴染みが出てきます。
・中底は3mmの床革、裸足にも足触りが良いです。
・本底は、程よい硬さのスポンジ底です。しっかりしながら重さを感じないよう拝領しています。
※重要※使用の革は天然素材のため、部位によって一つずつ質感や表情が異なります。あらかじめご了承ください。
「サイズについて」
ピッタリ履きたい方はジャストサイズで。脱ぎ履きを楽に、という場合は大きめサイズ。など、使い方もご考慮してサイズをお選びください。
「経年変化について」
はじめは張りのあるカタチも次第に足の形になり、中底にも当たりが出てきたり、アッパーの革に毛羽立ちが出てきたりします。
陽にやけてきたり、色も飴色濃く変化します。
「メンテナンスと修理について」
・アッパーの革が毛羽立ってきてメンテナンスをしたい時、作業は市販の毛羽立ち抑え溶剤でどなたでもいつでも簡単にできます。(もちろんアトリエでも承っています。有料)
・中底の汚れなどが気になる場合や本底が減ってきてしまった場合には、新しい中底本底 と交換(有料修理)できます。中底のみの交換は作業の都合上できません。
・長く使った後の愛着ある雰囲気は、多少の汚れや傷も含めて天然素材ならではの良いところと考えています。経年変化も楽しんで頂けましたら幸いです。
「北杜の自然豊かな景色の中でつくること」
このルームシューズは、塩川が流れる谷間の集落のあるアトリエで一つずつ丁寧につくられています。
この川沿いを毎日ヤマセミ(野鳥)が通い、夏にはたくさんのホタルが舞います。
都会から移り住み10年、その間に心も身体も少しずつ自然に傾いてきていることを感じます。
どの季節もそれぞれ良い季節、ぜひ皆さんに北杜市に足を運んで頂きたいと思います。