花菱(ハナビシ) メルロー&カベルネ・ソーヴィニヨン 2022は、北杜市白州産カベルネ・ソーヴィニヨン&メルロー(82%)と、韮崎市穂坂産メルロー(18%)をステンレスタンクにて発酵させ、約12カ月間樽で丹念に熟成後ブレンドしたワインです。
メルロー主体の優しい奥深いタンニンと、カベルネ・ソーヴィニヨンの力強さを兼ね備えた深い味わいの中に樽香がやさしく調和したバランスの良いワインです。豊かな果実味によるジューシーな味わいをぜひお楽しみください。
<city farmの思い>
自然と寄り添い、人の営みを支えていくために、耕作放棄地をいかに再生するか。
city farmには、長年ヴィンヤードづくりで培った技術とノウハウがあります。
未来を見据え、自然と人との営みを続けていくためにその土地の風土や気候にあった品種や栽培方法を選ぶことが大切です。
これまでに蓄積してきた経験や知識をもとに、長期的視点をもって100年後にもこの場所にブドウ畑があり続けることを目指します。
<栽培方法>
風光明媚な山間地に広がる標高750mの山梨県北杜市白州町の自園で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨン&メルローと、韮崎市穂坂町で育てられたのメルローを使用しました。
山梨県は日照時間が長く、糖度の高いブドウがとれる銘醸地です。
2022年のヴィンテージは、7月は晴れた日が多く、例年より平均気温は高かったものの、8月9月は台風の影響で降水量が多く、日照時間が例年に比べて短い年でした。
高温多湿の状況下での栽培のポイントはレインプロテクションです。
房まわりに雨があたらないようにビニールを設置することにより、ブドウや葉が雨に濡れず、健全な成長を支えてくれます。
また、3月にはカキ殻と馬糞堆肥を施して土壌改良を行い、7月以降は摘房で房数を制限し、養分の浪費を抑えブドウ全体に栄養を行きわたらせ、変化する気象条件に合わせてブドウの成長をチェックしながら管理を行いました。
収穫時は仕込み時に再選果が必要ないレベルの丁寧な選果を行って収穫しました。
<醸造方法>
収穫したブドウはステンレスタンクで発酵させた後、マロラクティック発酵を行いました。
その後、約12カ月フレンチオークの新樽で熟成を行い、ブドウ本来の個性がうまく溶け合うようにブレンドしました。
<おすすめの温度帯>
ワインを楽しむための最適な温度は、16~20度です。
低めの温度で提供し、お料理のペースに合わせてゆっくりと温度が上がり、ワインが開いていく変化も合わせてお楽しみください。
※こちらは、総務省告示第179号第5条第8号イに基づく山梨県韮崎市との共通返礼品です。