明野町はブドウ栽培に最適な自然条件を備えています。
そのブドウの赤ワイン用で特別な品種のワインを揃えました。
1.【シャンクレール】ヤマソーヴィニヨン
種類:赤ワイン/容量:720ml
シャン・クレールのワインは、「明野」の地で、夫婦ふたりだけで生み出されています。ぶどうの剪定から1本1本のぶどうの樹に向きあいながら栽培、そして収穫もふたり。そのあと、ぶどうをワイン用に仕込し、さらに醸造から瓶詰めまで、どこまでも、夫婦たったふたりで作り上げていきます。
この夫婦ふたりは、来る日も来る日も、明野のブドウをどのようなワインにできるか、そして満足いくワインに仕上げられるか、誰の手もふれさせず、とことん情熱をこめてチャレンジしています。
今回ご紹介する、この夫婦の宝物のワインに使用されているぶどうの品種は「ヤマソーヴィニヨン」です。「ヤマソーヴィニヨン」は、耳慣れないかもしれませんが、日本の気候風土にあうように研究を重ねて生まれた品種で、1990年に山梨大学の山川祥秀教授が日本固有の「山ぶどう」とヨーロッパのカベルネソーヴィニヨンを交配したブドウの品種です。
2.【御勅使川ワイナリー】志太乃輝 樽発酵
種類:赤ワイン/容量:750ml
ワイン醸造機器メーカーが作ったワインです。山梨県南アルプス市の豊かな自然に囲まれた環境で、ワイン造りを行っている御勅使川ワイナリーは、株式会社宮入バルブ製作所が運営しています。
なぜ、バルブ制作からワイン造りかといいますと、そもそも宮入バルブ製作所は、そこで長年培った工業技術を生かし、ワイン醸造機器の自社開発を行っており、とうとう、2024年の秋に初めての仕込みを行ったという新しいワイナリーなのです。
このワインに使用されているぶどうは、山梨県明野町の山ブドウ系の希少品種「志太乃輝(山ブドウ)」と、×カベルネ・ソーヴィニョンです。
ステンレスタンク発酵 オーク樽にて約2年間熟成。山ブドウならではの深い色合いにカシスなどの黒系果実とストレートな酸味がスッキリとした後味に調和しています。
【モンデ酒造】
昭和27年創業のワイナリー『モンデ酒造』は2022年に4地域目のヴィンヤード(ブドウ畑)として、北杜市「明野」を選びました。
モンデ酒造の畑は地域の名前がついていますが、4つ目の明野の畑は、社名をいれて「モンデファーム」と名付けられました。モンデ酒造にとり、明野の土地は、それほど、魅力的であり、大切なのです。
そして、2023年には、明野産のぶどう100%で造った明野の魅力あふれるワイン「YOAKENO(よあけの)」シリーズの発売を開始しました。
3.天王原 北杜の雫
種類:赤ワイン/容量:750ml
希少品種の「北杜の雫」を使った赤ワインです。「北杜の雫」日本の山ぶどう「行者の水」とカベルネソーヴィニヨンを交配してうまれたぶどうです。
古木の樹木の傍らに立っているような、懐かしい樹皮の香りがトップからふくよかに香ります。
口当たりは山葡萄の素朴な味わいで始まり、カベルネ・ソーヴィニヨンの高貴なタンニン分により流れるように後味がしっかりと締まります。
ジビエなどの特徴的でくせのある肉料理にあいます。
4.天王原 プティヴェルド
種類:赤ワイン/容量:750ml
「YOAKENO(よあけの)」シリーズの赤ワインです。ぶどうはプティヴェルド100%。
やや黒味を帯びた鮮やかなルビー色の色調で、熟したチェリーやいちじくのような濃密な赤系果実のアロマに、黒コショウのスパイス、そして腐葉土やなめし皮といった複雑な香りに発展していきそうなニュアンスも感じます。
品種由来のフレッシュな酸味と凝縮感のある味わいを楽しめる一品です。