◆〈「物語」を込めた老舗の和菓子*定期便全2回〉『末廣庵』を代表する「くるみゆべし」と「白羊羹」のセット。
〇地元で語り継がれる「坊」の物語にちなんだ、創業九〇年・老舗の名物菓子です。テレビ番組にも何度も紹介していただきました。
・くるみ入りゆべし「孝行餅」…くるみの香ばしさと砂糖醤油の甘じょっぱさがクセになります。食べやすい薄型のゆべしです。
・白羊羹「孝行羊羹」…「白あん」で作った珍しい羊羹。長時間手練りすることでツヤよく仕上げ、なめらかな舌触りの後には、惜しみなく使用した白あんの優しい風味が口いっぱいに広がります。
〇語り継がれる「木古内坊物語」…盲目の父のもとに生まれ、自らも目を患いながら、幼くして母を失った川又友吉=「坊」は、雪深い日も遠く足を延ばしてマッチ棒を売り歩き、家計を支えました。地元や行く先々の人びとからのささやかな恵みは、家で待つ父と弟を喜ばせようとかならず懐に持ち帰った「坊」。家族への思いやりを胸にひたむきに歩み続けた「坊」__町民の篤い志によって建てられたその像は、津軽海峡を背に、私たちに語りかけるようです。
■作り手の紹介:末廣庵……木古内町がまだ「村」であった昭和九年創業。北海道産小豆を自社で炊きあげたこだわりの「自家製あん」と地域の素材を用いて、創業より九〇年受け継がれてきた技術で伝統の和菓子を作り続けています。