山梨県水晶美術彫刻協同組合所属の甲府市在籍の伝統工芸士が製作した限定品です。
裏面に麻の葉の模様を施した携帯スタンドです。
合成水晶とは、天然の水晶を原料とし不純物の少ない高純度な水晶に再結晶化させたものです。
現在スマートフォンやパソコン、テレビ、デジカメ、自動車などの生活必需品となっている電子機器を動かす重要な電子部品「水晶デバイス」に使用されております。
我が国唯一の特殊工芸品甲州水晶細工の歴史とは、今から約千年前景勝地「御岳昇仙峡」の奥地金峰山周辺からの水晶原石の発見に始まります。
水晶発見当時は原石のまま置物などに珍重されていました。
その後、およそ200年前、天保年間 (1930〜1944)京都の「玉造」より職人を迎え、鉄板の上に金剛砂をまいて玉の手磨き方法を習得したのが水晶加工の始まりです。
明治後期には手摺加工から足踏み回転式に改良され、更に大正初期の電力加工により飛躍的に進歩し現在に至りました。
伝統工芸士を有する山梨県水晶美術彫刻協同組合は昭和52年には通商産業大臣指定(伝統的工芸品)産業と認定されています。
【製造元】
㈲廣田貴石工芸 伝統工芸士 広田陽一
【一般社団法人 宝石のまち甲府会議について】
私たちは、「100年後も山梨県甲府地域に地場産業である宝飾産業を残したい」という想いから、2022年4月に設立された団体です。
私たちが事業を行っている山梨県甲府市は、「宝石のまち甲府」と呼ばれ、宝石の研磨加工、貴金属加工、流通などの宝飾品に関することが揃った世界でも有数の産地です。
その歴史が生まれてから300年余りとも言われ、これまでたくさんの職人によってその技術や伝統が受け継がれてきました。
その歴史の長さに反して産声を上げたばかりの団体ではありますが、ふるさと納税を通して「宝石のまち甲府」をPRすると共に、甲府地域で生産されている宝飾品の数々を皆様に知っていただくために出品しております。
私たちが扱う返礼品は、宝飾産業の始まりである水晶加工の品物から、ダイヤモンドや色石、真珠を使ったジュエリーや貴金属加工の地金製品まで数多くあり、様々な業者が集う甲府市だからできるラインナップです。
それぞれの技術、特徴を活かした製品から多くの方に「宝石のまち甲府」を知ってもらえたら幸いです。