沖縄戦で多くの酒造所が戦禍に見舞われましたが、それと共に各酒造所が受け継いできた泡盛造りに欠かせない黒麹菌も絶滅したものと長年考えられてきました。
しかし発酵学の世界的権威である、東京大学の故坂口謹一郎・名誉教授が戦前の沖縄で黒麹菌を採取。その中に瑞泉酒造の菌株も含まれており、大戦の戦火をまぬがれ東京大学分子細胞生物学研究所に保存されていたことが1998年に判明しました。
その戦前唯一の黒こうじ菌「瑞泉菌」を用いて1999年に復活させた幻の泡盛。それがこの「御酒」なのです。
当初は菌の味を再現する文化事業との思いで醸し、商品化は予定していませんでした。しかし多くの期待の声に応え本格的な製造・貯蔵に動き出し、2000年1月11日から全国発売を開始。
そしてこの度、その初年度の御酒を「御酒古酒2000」として200本限定で発売いたしました。南風原町ふるさと納税では88本限定で返礼品とさせていただきます。
※在庫がなくなり次第販売終了となります
※開封後はアルコールが飛ばないようフタをちゃんと閉め、直射日光を避けて常温で保存してください。
※お酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は厳禁です。
※妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に影響する恐れがあります。
※開栓は十分にご注意ください。お酒は適量を。
※低温下で、白く濁ったり白い浮遊物がでる場合がありますが、これは泡盛の重要な旨味成分で品質上問題はありません。