約400年前に伝わったとされる「しし踊り」は岩手県遠野市を代表する伝統芸能です。柳田国男の『遠野物語』にも登場してます。
遠野市には「しし踊り保存会」が13団体あり、それぞれ衣装や踊り方にも細かい違いがあります。この13団体に取材し、それそれの特徴や得意な「役踊り」をまとめた1冊です。
遠野市の「しし踊り」は幕系と呼ばれ、「しし」は前に垂れた幕を広げるように踊ります。
その他「種ふくべ」「ふくべ」「中たいこ」「刀かけ」「ふえ」「たいこ」などの役があり、1団体の隊列は最低でも10人。時には50人で踊ることもあります。
本返礼品は、遠野市内の内田書店がお届けします。
【創業1895年。遠野の地域に根ざす街の本屋。】
歴史的な趣が今も色濃く残る、岩手県遠野市の中心街を拠点とする当店は、『遠野物語』の著者日本民俗学の父・柳田國男も遠野滞在の際に幾度か原稿用紙等を買いに来店されていたと聞いています。 明治後期の創業より残る『内田商店』と書かれた漆喰の看板はそのままに、2021年に本店の内装をリニューアルいたしました。遠野唯一の書店として、これからも地域の皆さまに親しまれる存在でありたいと思います。 内田書店 店主