岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の民話を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』(1910年)。
京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!
代表的ストーリー「山男」「山女」の世界を、絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』で話題をさらった気鋭のイラストレーター中川学が、現地取材に基づいて見事に再現しました。
本返礼品は、遠野市内の内田書店がお届けします。
【創業1895年。遠野の地域に根ざす街の本屋。】
歴史的な趣が今も色濃く残る、岩手県遠野市の中心街を拠点とする当店は、『遠野物語』の著者日本民俗学の父・柳田國男も遠野滞在の際に幾度か原稿用紙等を買いに来店されていたと聞いています。 明治後期の創業より残る『内田商店』と書かれた漆喰の看板はそのままに、2021年に本店の内装をリニューアルいたしました。遠野唯一の書店として、これからも地域の皆さまに親しまれる存在でありたいと思います。 内田書店 店主