工作くんneoは、山梨県都留市にある宝小学校のシンボル、『工作くん』をミニチュアで再現したものです。工作くんは、2023年6月にタイムカプセルの取り出しに併せ、老朽化のため惜しまれながらも取り壊されました。50年前の1973年に、当時の小学生と教諭によって工作くんは作られました。それから50年間、宝小学校に通う小学生たち、また地域の人たちを見守ってきました。今回、思い出の詰まった工作くんをカタチに残したいと思い、ミニチュアを作成しました。宝小学校に在った『工作くん』に代わり、『工作くんneo』はこれからも宝小学校に通う子どもたちと地域の方々を見守り続けます。
2023年度、宝小学校は創立150周年を迎えました。宝という地名は、七里から合併する当時の、地域の方々の地域を愛するあたたかい心のこもった地名です。宝小学校創立150周年記念行事に参加し、地域の方々のその思いは今も変わらないと感じました。
創立150年を迎えた宝小学校がこの先もまた150年続き、宝地区、都留市がさらなる発展を続けることを願って、一つひとつ手作りでお届けします。
【製造者】有限会社モールドモデルは1997年に都留市厚原にて創業しました。その後都留市法能に移転し、主にアルミ鋳物の製作を行っております。
創業来、石膏鋳造法という伝統工芸のような手法で一品一品丁寧に製品を製作しており、自動車メーカー様をはじめ多くの企業様から開発試作品の製作を依頼されてきました。近年では、その技術を活かし、自動車メーカー様以外の各種メーカー様や大学研究機関、デザイン製品等も製作しております。
弊社は60年前に宝小に通った先代が立ち上げました。現在は20数年前に宝小に通った息子2人が引き継いで操業しております。宝小にともに通った同窓生も多く働いています。私たちはこの宝地区、宝小がこの先もずっと在ってほしいと思っています。僕たちの歌った宝小の校歌を、子どもたちの歌声をこの先もずっと聞けることを願っています。