お米の貴婦人とも呼ばれる「ササシグレ」。昭和初期に生まれた品種で「ササニシキ」の父にあたります。
もち米の遺伝子が入っていない純粋なうるち米で、いわゆる高アミロース米です。
その食感はさらりとしていて飽きがこなく、和食に良く合います。
さらに炊きたての香りも高く、消化に負担が少ないため近年再注目のお米です。
しかし、昔の品種のため、病気や倒伏に弱く栽培が難しいため作る農家は少ない現状です。
当園では昨年、偶然にも種籾を入手し、栽培を始めました。
しかも乾燥方法はこれまた昔ながらの「はぜかけ」で行いました。
ここ松川村は標高が約600mあり、朝晩の寒暖差が大きいので、旨味の元となるデンプンが蓄積されやすく美味しいお米が育ちます。
また北アルプスから流れ出る良質な雪解け水と先人たちが繋いできたミネラルたっぷりの肥沃な大地が味の決め手です。
北アルプスの麓にある当園では、栽培期間中は農薬・化学肥料は不使用。
肥料にはミネラル・ケイ酸などを含んだもの使用し、また育苗時にはもみ殻くん炭を使った培土で健康な苗を育て、秋の収穫後には稲わらの残渣をすぐに丁寧に田んぼにすき込むなどして、循環型農業を実践しています。
そのため残留農薬などが蓄積しやすいと言われている糠(ぬか)や胚芽の部分まで安心してお召し上がり頂けるので玄米での提供をオススメしています。
安曇野の原風景が残る最後の村、と呼ばれる松川村に想いを馳せながら味わっていただければ幸いです。
事業者:ニチカ農園