【清坊と三吉】
〇あらすじ
ある湖のそばに山寺がありました。その寺の鐘の音は、七里(約二十八キロ)四方にも聞こえるとうわさされていました。清坊は、その山寺の鐘つきをしているおじいさんの孫でしたので、鐘の音を聞いて大きくなりました。清坊は、おじいさんと二人で暮らしていました。「ぼくも大きくなったら、おじいさんのように鐘をついてやるぞ!」清坊は下から鐘つき堂を見上げては、そう思うのでした・・・
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神埼市出身の文豪「吉田絃二郎」原作の絵本です。
多くの人に吉田絃二郎を知ってほしいという想いから、吉田絃二郎顕彰会と吉田絃二郎の資料を保管する神埼情報館などが協力して制作しました。
神埼情報館の喜多秀哉館長が原文を読みやすく再構成し、挿絵の構図を考案。
挿絵は神埼市内の学生や神埼市立図書館の司書などに描いてもらいました。
■芥川龍之介と肩をならべた文豪、吉田絃二郎の原作を絵本化。
原文のままでは難しい言葉を言い換えたり挿絵を入れたりして再構成しました。
幅広い方々に吉田絃二郎を知って欲しいという想いが詰まった絵本です。
吉田絃二郎の作品の中で、絵本に向いている本・内容・長さ・表紙で目を引く様になる本を厳選しています。絵本の中に登場する人や動物などさまざまな触れ合いを通じて幸福感や愛情が伝わってくる内容となっています。
つねに、自然と人を愛し、その融合の世界を深く見つめながら永遠に変わらぬ宇宙本来の姿を求めつづけた作風は、悲哀の中にもあたたかな情感にあふれ、豊かな感性によって、表現された作品の底に一貫として流れる鋭い知性と真人間としてのその誠実さは、一生を風靡する文学の世界を形成しました。