月山筍。それは片道2~3時間かけ山奥を進み、クマ、ブヨ、藪に怯えながら命からがら採ってきた山奥の最高級のめぐみです。
”タケノコ”といえば、東北ではネマガリダケを指します。
その中でも”月山筍”は山奥でしか採れない貴重な高級食材として重宝されています。
月山筍とネマガリダケの関係は、さながらシャンパンとスパークリングワインのよう。
明確な定義はありませんが、シャンパニュー地方で造られたものだけがシャンパンと名乗れるように、月山周辺で採れた天然ものだけが”月山筍”の名を冠したブランドとなっているのです。
長期間の深い雪の下での眠りから覚め、急激に成長するため、栽培ものと比べて、太くて、柔らかく、独特のコクと甘みがあります。
天ぷら、味噌汁、炊き込みご飯などさまざまな食べ方がありますが、オススメの食べ方は炭火焼きです。
少し焦げた皮をめくると、立ち込める月山筍の芳醇な香り。
柔らかいのにサクッとしていて、噛むほどに特有のコクと甘みが溢れ出す初夏の逸品。塩を振ってお召し上がりください。
そんな独特な歯触りと風味をもつ月山筍、日本有数の豪雪地帯が育んだ山のめぐみをぜひご賞味ください。