A. 当園の目的は、農薬や化学肥料に頼らないで育った “生きる力”のある野菜をお届けすることです。
だから、有機栽培で認められている農薬があったとしても使いません。
また、太陽をたくさん浴びて、自然の中で元気な野菜に育てたいので、ハウスや温室での栽培もしていません。
Q2. 「化学肥料を使わない」とは、どういうことですか?
A. 化学肥料は栄養分があらかじめ分解されているため、水に溶けるとすぐに植物に吸収されます。点滴で栄養を与えるのと同じです。
一方、有機肥料は自然由来のものを原料とし、土の中で分解されてからゆっくりと植物に吸収されます。これは、人が食べ物を胃や腸で分解してから栄養を取り込むのと同じです。
有機肥料を分解する微生物がいて、それを食べる虫がいて、虫を食べる鳥がいて、こうして豊かな自然が広がっていきます。
化学肥料の原料の多くは輸入品ですが、有機肥料は国産原料が中心である点も、大きな違いです。