根曲がり竹としても知られる「千島笹(チシマザサ)」を使い、日々の暮らしに役立つ大きめのバスケットを丁寧に編み上げました。
この製品は、比布町内で自生している千島笹を使用しています。厳しい自然に鍛えられた千島笹は、堅牢さと弾力性を併せ持ちます。この強靭な特性を活かし、熟練の職人が一本一本丁寧に編み上げました。幅を揃え、裏側もきれいに処理していますので、ささくれなどの心配がなく、とてもしっかりとした作りになっています。
この籠はすべて千島笹のみで編み上げており、特に内側は、水切れと耐久性を高めるため、笹の皮が内側に向くよう工夫を凝らしています。
【製品仕様】
・使い方: インテリアとして、また小物整理用の収納バスケットとして。通気性が良く水を弾きやすい構造のため、野菜かごや水切りとしても多用途にお使いいただけます。
・寸法: (大)約 37cm × 28cm × 高さ14cm、(小)約 30cm×21cm×高さ13cm (手編みのため、サイズは目安となります。)
・お手入れ: カビの発生を防ぐため、ご使用後は十分に乾燥させてください。
■経年変化を楽しむ「育てる」バスケット
お届けした際は青みを帯びた色をしていますが、お使いいただくうちに色が変化し、アイボリー色に近い、落ち着いた風合いへと変化していきます。丈夫で長持ちする千島笹ならではの、時とともに風合いが増していく様を、日々の暮らしとともにお楽しみください。
千島笹は、通称「根曲がり竹」と呼ばれ親しまれていますが、実は笹類。雪の重みで根元が曲がることから「根曲がり竹」という愛称がつけられています。
冬の寒さにも耐え忍び、深い雪に押しつぶされながらも堅牢に育つ千島笹は世界中の数あるタケ・ササの中で最も強靭と言われています。
本州などの真竹などと比べ、千島笹は太いものでも直径はわずか2~3cmほどと細いのと、節間が短く根曲がり竹の愛称がつけられるように、曲がって育つ特性があるため完成まで手間のかかる作業が続きます。
しかし細いが故、丸みを帯びており野趣の中にもやさしく、温もりを感じられる籠が出来上がります。
実用性だけではなく美しさも兼ね備え、大切に使えば一生もの。飾り気のない素朴な味わいが暮らしにそっと寄り添う。使うほどに艶が増し、年月とともに愛着の湧く籠へと変わっていきます。