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山形県の西南端に位置する小国町は、東京23区がすっぽり収まるほどのとても大きな町。総面積の約9割が森林で、そのほとんどがブナを中心とした広葉樹林です。周囲を朝日連峰と飯豊連峰に囲まれ、冬は町中でも2メートル程の雪が積もる国内有数の豪雪地帯でもあります。
大量の雪は清らかな雪解け水となって森林を潤し、山の幸、川の幸を育みます。小国町では、雪の色とブナの木肌の色から、白をイメージカラーとし、町全体を「白い森」と呼んでいます。
町内には自然と触れ合える場所がたくさんあります。飯豊山麓の温身平は、森林浴効果がある森林セラピー基地として認定された第1号です。町で肥育される米沢牛や短角牛はブランド牛として有名で、また、山菜のわらびの生産量は日本一です。町内で採れるあけびのつるや山ぶどうの樹皮を編んだつる細工の籠やバッグも伝統工芸品として人気です。
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