「野良」は、画家・原田泰治さんの作品をラベルに迎え、信州の野良に吹き渡る爽やかな風のような酒です。 ひとくちの中に、甘み酸味など、様々な味わいが溶け込んだ、綺麗な酒になりました。 そして、水、米、酵母、酒蔵、画家、デザイナー、箱メーカー。 全てが諏訪。 諏訪の大地が育てた人と恵みが、凛として綺麗な大輪の花のような酒を醸しました。 今では希少な諏訪の田園風景。 諏訪大社上社の麓。 酒米づくりを続ける湖南地区は標高760メートルです。 「野良」の米は、守屋山から湧き出す水と、山間部から吹く澄んだ空気、 そしてしっかりと降り注ぐ日差しに育まれた酒造好適米の「美山錦」を使用しています。 年間の栽培計画にこだわらず、米の最高の状態で収穫しています。 味わい深く、きれいな余韻が残るお酒となりました。 『誰もが皆、それぞれの「野良」を生きている。さぁ、乾杯しよう。』 [原田泰治さんのこと] ご生前時、新しいお酒のお話しをする機会がありました。 大地とたくましく向き合う暮らしを描いた美しい作品、「野良仕事」を前にして、 「本金は『野良』だね」 という言葉をくださいました。 その言葉を励みに、私たちは新しい酒造りへ走り始めました。 そして、素朴でたくましい風景を描いた「野良仕事」は、美しいラベルとなりました。 乾杯!泰治さん!
本金Photo: @coji_n
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