甲州桂川産の鮎を「お食事処 あやの」独自の低温調理でじっくり調理しふっくらとした身に仕上げました。
本品は、フランス料理で用いられる低温のオイルでじっくり煮込む「コンフィ」という技法を使うことで、頭から尾まで柔らかく鮎の旨味を閉じ込めています。
お召し上がりの際は、パスタと和え塩胡椒で味を調えて食べたり、オリーブオイルを活かしパンと一緒に食べるなど鮎と洋食のコラボをお楽しみください。
川魚を味わう機会が少なくなった現代に、若者にも味わって欲しいとの想いを込めて洋風にチャレンジしてみました。
【甲州桂川の鮎~江戸で声価を高めた桂川産の鮎~】
水量が多く、清らかで澄んだ水・良質な藻・低い水温。
そんな桂川(相模川の山梨県での呼び名)の鮎は、魚肉が引き締まり香り高く形や色も美しかったそうな。
江戸時代、上野原の名物として甲州街道を往来する旅人の間で人気を博し、明治時代に鉄道が敷かれると日本橋や甲府まで出荷された桂川の鮎。
しかし、相模ダムの建設を機に天然遡上の桂川の鮎は姿を消すことになります。
当時の桂川漁業協同組合の山口延勝組合長は、将来を見据え相模ダムの管理者の神奈川県との交渉の際、金銭の補償によらない稚魚の現物放流による補償を求めたといいます。
その結果、上野原の山々から湧き出る伏流水で育てた川魚達が毎年放流され続け、現在でも桂川は釣り人達で賑わいを見せ今も変わらず「桂川の鮎」は人気を博しています。
【お召し上がり方】
自然解凍後(約3時間程度)、調理不要でそのままお召し上がり頂けます。骨まで全て食べられます。
【地場産品に該当する理由】
区域内で漁獲された川魚を主原料に、区域内事業所で加工・梱包。川魚が総重量の5割以上を占めているため、半分を一定以上上回る付加価値を生み出している。(告示第5条第2号に該当)
【お食事処 あやの】
昭和45年創業以来、徹底した顧客本位の姿勢で営業を続けてきました。
和・洋・中に精通した板前さんが贈る四季折々の食材を使った仕出しや法要料理、厳選した食材とこだわりの調理で造るとんかつ・鰻は地元から評判です。
上野原本店は、JR上野原駅から徒歩10分・中央自動車道上野原ICから約1km。
ぜひお立ちよりください。