音別地域の特産品である蕗(ふき)の皮を原料とした和紙「富貴紙(ふきがみ)」に阿寒湖畔にあるアイヌコタンでアイヌ工芸作家として活動する郷右近富貴子氏のデザインが施された扇子です。
このアイヌ文様は、音別に自生する蕗をイメージし、中央の「ふきのとう」が、やがて太陽へ向けて大きく広がる蕗の葉を扇子の広がりとともに表現されているほか、音別・阿寒両地域の繁栄を願い、制作されたものとなっています。
蕗の繊維が浮かび、落ち着いた風合いの和紙と伝統的なアイヌ文様が施された扇子は、あおいで涼をとるほか、インテリアとしてもお楽しみいただけます。
【提供事業者】音別町商工会