八幡馬は、現在の青森県八戸市を中心とする南部地方で古くから作られている木彫り馬の郷土玩具・民芸品です。 その昔、櫛引八幡宮の境内馬場にて行われた古式弓馬術奉納行事「流鏑馬(やぶさめ)」の姿を模して作られたのが始まりといわれています。 明治以降、社会や生活環境の変化に伴い木彫り馬のもつ意味も変化し、玩具、親子馬、嫁入道中の盛装馬の模様など、どれをとっても子供や家族の幸せを願う、愛情溢れる民芸品となりました。 日本三駒(福島;三春駒、宮城;木下駒)のひとつとしても称賛されています。 現在では製造・塗料に改良を加え、青森県の代表的民芸品・工芸品として認定され、八戸の「福馬」として記念品・贈答品・各種お祝いの品として喜ばれています。 平成9年には青森県伝統工芸品に指定されています。
■原材料 木材(シナまたは桂:国内産)
■八戸市内での製造・加工の工程 製造・加工の全工程
■返礼品提供事業者 一般財団法人VISITはちのへ