復興の出会いからつながった「学習院」のこしひかり
2011年長野北部地震の被害を受けた長野県栄村。
2012年7月には上皇陛下上皇后陛下がお見舞いのため栄村に足を運ばれて
村の方達を慰労なさったと伺いました。
古来より栄村のお米(コシヒカリ)は秀品が作付されると聞き、復旧から復興に役立ちたいと考え、私ども学習院蓁々会は、院内関係者、卒業生に栄村のお米を「学習院のお米」として数年前から販売をおこなっておりました。
今後もさらなる栄村のお米を広めるためにふるさと納税に寄付品として出品することにいたしました。
学習院米について
栄村を流れる千曲川流域に位置する栄村は古来より品を生む米の産地として知られています。
栄村の田んぼは、標高や気象条件、村内各地区の土壌によって同じお米の品種でも
風味も異なると言われるため、村内の地区で収穫されたお米の特徴を最大限引き出すために、
ライステロワールを吟味しながら、厳選されたコシヒカリが「学習院米」です。
「学習院米」は、お米マイスターと生産者によって、千曲川流域の秀品が収穫される
土壌の田んぼのみにこだわり、生産者も毎年厳選して出荷いたします。
食味について
今回のセレクションは、コシヒカリの長所をさらに土壌と気候によって引き出された「もちもち感」に特徴があり、食味90、味度値90.4のハイスコアを計測したコシヒカリをセレクトいたしました。 それはワイン作りと同じくテロワールから厳選し、施肥、田んぼの水管理、精米技術を駆使してお届けする秀品です。 是非お米のテロワールをおたのしみください。
また、食のプロからも認められる美味しさの理由は、千田川沿いの田んぼの環境が、標高約300メートル周辺の中山間地に位置し、日中と夜間の気温の寒暖差が大きいことと言われています。 夜間は冷え込むことにより稲穂は代謝を下げ、お休みすることができます。
それは光合成で蓄えた栄養分の消化を抑え稲穂に蓄えるといわれ、山間部から注がれる冷涼な水は、シリカを十分に含み稲穂の根の生育を助けます。また、千曲川沿いは、風の通りが良いことで知られ、無病の稲を育みます。
こだわった「学習院米」をぜひおすすめいたします。