【詳細説明】
鉄分の多い釉薬と、藁灰釉を上下・左右に掛け分けて焼成しました。
黒と白の美しいコントラスト、境界に生じる青や紫・黄色などの微妙で繊細な色、
流れる釉の表情と変化が美しい鉢です。
四隅を少しだけ内側に入れ込んであり、器のアクセントとなっています。
普段使いにも、おもてなし用の器としてもお使いいただける他、
茶事の時に強肴の煮物や和え物を盛ったり、香の物を盛りつけたりしても素敵です。
【注意事項/その他】
・硬い物にぶつかると、欠けたりひびが入ったりすることがあります。
・油分の多い食品や濃い色の調味料をお使いの場合は、
お使いになる前に水に浸していただくと、染み込みをある程度防ぐことが出来ます。
・十分に乾燥させてから保管してください。カビ等の汚れを防止できます。
・桐箱に入れて発送いたします。
作品専用桐箱は納税者の方が決まった時点で制作するので、
作品発送まで2週間前後必要です。
【事業者の思い】
唐津焼窯元・鏡山窯(きょうざんがま)は1969年、 井上東也(とうや)が開窯。
以来、成形はもちろん原材料の採取、薪による焼成に至るまで手仕事にこだわる。
当主の井上公之は茶陶の伝統を引き継ぎつつ、生活に寄り添う器まで作品は多岐にわたる。