【詳細説明】
グイグイ飲むというより、何度も泡立ちの良さを感じながら
ビ-ルを楽しむことを考えて作った斑唐津のビアカップ。
陶器のビアカップは泡立ちがきめ細かくなり、よりおいしく感じることができます。
そこで少し小さめのサイズにして、何回も泡立ちを楽しめるようにしてみました。
細身なので手の小さな方でも持ちやすく、しっくりと手になじんでくれます。
カップを洗った後軽く拭き、器が湿っている状態で冷蔵庫に入れておくと、
キンキンに冷えた美味しいビールが楽しめます。
唐津の土の味わいが楽しめるように、釉薬を柄杓掛けしたこのビアカップは、
東京にある日本民芸館展(2019)で、準入選した作品です。
口径 約7cm
高さ 約9cm
【注意事項/その他】
・硬い物にぶつかると、欠けたりひびが入ったりすることがあります。
・水分の多いものを入れて長時間置くと、水分が
表面に染み出てくることがあります。
・油分の多い食品や濃い色の調味料をお使いの場合は、お使いになる前に
水に浸していただくと、染み込みをある程度防ぐことが出来ます。
・陶器は吸水性がありますので、お使いいただくほどに
色合いが変化していきます。
使った後は、十分に乾燥させてから保管してください。
カビ等の汚れを防止でき、長くご愛用頂けます。
・一品一品手作りの為、お届けした作品の絵付けや色合いが
画像と若干異なる場合があります。
【事業者の声】
安政年間、初代松島弥五郎没後、門下であった中野霓林(なかのげいりん)が
窯を引き継ぎました。
霓林の功績により藩窯としての認可を小笠原長生公より受け、
小笠原家の家紋である『三階菱』を窯印として使用するようになりました。
徳川末期及び明治維新と共に、廃藩置県の為藩の加護なく中絶期に直面した際、
お茶碗窯として炎を絶やすことなく、
今日の唐津焼隆盛の基礎をなしえました。
現在は、中野政之が、クラシカルな物から新しい物まで、
日々の暮らしに馴染むような作品作りを心掛けて制作に励んでいます。