【詳細説明】
たたら作りで料理等の盛り付けの見栄えが良い様シンプルな形に鉄釉(矢透釉)を施し
落ち着いた黒唐津に仕上がっています。
皿の表面は窯変して金粉が混ざった様な景色が出ている部分があります。
洗練されたシンプルな黒唐津の皿は料理を引き立たせます。
※紙箱にお入れします。
【事業者より】
安政年間、初代松島弥五郎没後、門下であった中野霓林(なかのげいりん)が
窯を引き継ぎました。
霓林の功績により藩窯としての認可を小笠原長生公より受け、
小笠原家の家紋である『三階菱』を窯印として使用するようになりました。
徳川末期及び明治維新と共に、廃藩置県の為藩の加護なく中絶期に直面した際、
お茶碗窯として炎を絶やすことなく、今日の唐津焼隆盛の基礎をなしえました。
種田山頭火が初代に与えた「霓林」という雅号。
霓は虹の意で、「虹の林」という名前は唐津市にある虹の松原を思わせます。
現在は、平成26年に祖父からその名前を受け継ぎ、三代中野霓林を襲名した
中野正道が、唐津焼の伝統を踏まえ茶陶をはじめ、細工物等を手掛けています。