鹿児島県指定 伝統工芸品
「島津薩摩切子」
現代によみがえる珠玉の輝き
彩り豊かに光り輝く宝石をイメージして、二色被せのグラデーションとコントラストが美しく見えるカッティングを施しています。
二色被せは、透明ガラスの外側に異なる色ガラスを層状に重ねたガラス生地を用いて、彫る深さによって色の変化によるグラデーションを表現する技法です。
2001年に発表した、鹿児島の自然の美しさをモチーフとした色合いです。
デザインのモチーフは「星」。二つの星が重なり合い、散りばめられた菊の文様も小さな星のように瞬きます。
側面にアーチのカッティングを施すことで、宝石のようなティアドロップの立体感も楽しめます。
◆島津薩摩切子とは◆
薩摩切子は透明なガラスに色ガラスを1~5mm位に厚く被せ、カット(切子)をすることにより、色ガラスの厚さの変化によってグラデーションを施した色被せカットグラスです。
島津薩摩切子はとても鮮やかで澄んだ色が特徴で、深く、しっとりとした東洋的な色味を持っています。
薩摩切子は江戸時代末期に島津斉彬の命により生み出されました。
その美しさは大いに称賛されましたが、斉彬の逝去や、幕末から明治の動乱のなかで次第に衰退し、西南戦争の頃には途絶えたとされています。
弊社は1985年に薩摩切子の復元事業を開始しました。
島津家ゆかりの工房として品格のある薩摩切子作りを心がけており、現在では復元品のみならず、現代のライフスタイルに寄り添う商品や、薩摩切子の新たな世界観の創出にも取り組んでいます。
【地場産品基準】
区域内の工場で生地作りからカットや磨きといった加工工程まで生産しており、返礼品の重量や付加価値の半分を一定以上上回る割合が区域内で行われる工程によるものである(告示第5条第3号に該当)