千葉県鴨川市で捕獲された日本鹿・キョン・猪の角や牙を使用した、希少な手づくりキーホルダーお届けします。
自然の造形美をそのまま活かした一点もの。
ふるさと納税限定のレアアイテムとして、地元の職人が丁寧に仕上げました。
愛嬌のある丸みが魅力の「イノシシ 上の牙」
力強さと存在感で迫力満点「イノシシ 下の牙」
豊穣・勝負運・金運を呼ぶとされる伝統素材「シカの角」
河童のようなシルエットが印象的な「キョンの角」
特にイノシシの牙は、頭部を土に埋めて約4カ月後に掘り出すという手間のかかる工程を経て採取される、希少価値の高い素材です。
天然素材を使用しているため、形状・長さ・太さはすべて異なります。どんな形のものが届くかは、開封までのお楽しみ!
本品は、鴨川市で実施されている有害鳥獣駆除により捕獲された日本鹿の角を有効活用したものです。
鹿・キョン・猪は農林業に深刻な被害をもたらす害獣です。
地域の農家にとっては大きな脅威であり、猟師の皆さんが日々、被害の防止に尽力されています。
こうした背景のもと、地域の猟師や工芸家が協力し、捕獲した命を無駄にせず、加工肉やクラフト素材として活用する取り組みが進められています。
本返礼品もその一環として、自然の恵みに感謝しながら、持続可能な地域づくりを目指す思いが込められています。
この品を通じて、自然と人との共生について、少しでも考えるきっかけとなりましたら幸いです。
るきっかけとなれば幸いです。
選べる4種のキーホルダー
◆猪の牙(上/下)
猪の牙は、下が約7cm前後と長く、外側に曲がっています。
上の牙は3cm程度で、下の牙に並んで上に折れ曲がっています。
上下の牙がこすれ合うことで、上の牙が下の牙を削りナイフのように鋭くなるそうです。
この鋭い牙は獲物に深い傷を負わせるほどの武器になります。
この牙を取り出すには、頭を土に埋め、4カ月後に掘り起こさないと牙を取り外すことができないため、大変手間のかかる希少品でもあります。
◆日本鹿の角
鹿は神社などで神の使いとして『神鹿(しんろく)』とも呼ばれている神聖な生き物です。
架空の生物「龍の角」は鹿の角だとも言われています。
一年ごとに生え変わるその性質から、稲作が主流だった頃には『豊穣』の象徴とされてきました。
またその昔、官吏や武士の給料を「禄(ろく)」と呼び、鹿も同じ「鹿(ろく)」と読むことから、財運の象徴として。
さらに、戦国武将が”神の力の象徴”として兜に鹿の角をつけていたことから、勝負事への縁起物とも言われています。
◆キョンの角
キョンは鹿の仲間の外来種。
鹿を一回り小さくした可愛らしい見た目ですが、野生化したキョンの食害は地域の方々を悩ませています。
その角は枝角になっており、逆さにしたキョンの角を横から見ると”河童”のようなシルエットに。
有害鳥獣駆除について
お届けするキーホルダーの原材料は、鴨川市の有害鳥獣駆除で捕獲された角や牙です。
愛らしい印象をもつ鹿やキョン、猪の子どもは「ウリ坊」と可愛らしい姿ではありますが、農業や林業に従事する方々にとってこれらの生き物はれっきとした害獣です。
鹿は樹木の皮を剥ぎ取って食べます。
食べられた立ち木はそのまま枯れてしまうため、林業への影響は甚大なのです。
草も大量に食べ、特に若い芽は柔らかいため、真っ先に食べられてしまいます。
キョンも鹿と同じく食害をもたらします。
特に千葉県での生息数は5万頭に上ると言われており、その圧倒的な繁殖力で新芽や草を全て食べつくし、森全体の生態系を破壊している状況にあります。
さらに猪による被害は、作物への食害だけでなく、耕地の掘り起こし、土手や水路を崩すなど農業基盤への被害も甚大なのです。
千葉県の野生鳥獣による農作物被害は、令和5年度合計で約3億3千万円。被害面積は281.1ha(※)にも上ります。※千葉県発表の野生鳥獣による被害資料より