□創業以来70年間守りつづけた、豆富へのこだわり
美しい豆腐の基本は、素材の良さ・特徴を知り、それを最大限引き出すための豆乳作りと、その後のにがりの加える量と温度管理です。四季を通して美しい豆腐をつくりつづけるためには、職人の肌感覚が決め手、ここにこだわり続けてきました。
□原材料へのこだわり
大豆選びで、豆腐の美味しさが決まります。その為早瀬食品では、生産者の方と何度も打ち合わせをし、その要求に真摯に応えてくださる方々との絆で、美作産の優れた大豆が使用できています。
品種は、岡山県奨励品種であるサチユタカ・トヨシロメ、在来種であるモチダイズを使用しています。
また、青大豆のお豆富は、キヨミドリという品種を使用しており、白大豆の3倍の甘みがあると言われています。
瀬戸内海産の天然にがりである瀬讃のにがりを使用しています。カルシウムとマグネシウムを多く含んでいます。水に溶けやすく豆乳の凝固反応が速いので、職人の技術を要しますが、大豆の甘みなどを引き出す面もあります。
□手づくりへのこだわり
私たちが手づくりにこだわり続け、またこれからも続けていくのは、毎日の温度・湿度の違いを肌で感じ、目でみて、自信をもってお勧めできる豆腐の完成まで確認できるからです。しかし、それ以上に、大豆を作ってくださった美作の生産者の方への感謝、豆腐を食して満足していただける皆様に、できるだけ近い場所にいたい、という強い思いからでもあります。
□生とうふへのこだわり
量産される豆腐は、様々なところに納品されるため、水をクッションとして使用しています。
早瀬食品は、素材から豆乳を作り、にがりによる豆腐への過程と出来上がりの味に、何も加えずそのままの味を堪能いただきたい、という思いで生とうふを作り続けています。熱殺菌(ボイル処理)をしないため、日持ちはしませんが、一度召し上がっていただくと、おそらく今までの豆腐の捉え方が変わるはずです。
□環境へのこだわり
岡山県津山市福井の自然豊かで空気と水がきれいな場所で、上質な豆腐つくりに没頭しています。
私たちが生活する地域の良いものを、良い状態で使用させていただき、おいしい食品をお届けすることは、私たちの使命であると感じています。