古典文学の至宝とされる「源氏物語」といにしえより愛され続けてきた「香」。
二つの世界をひもときながら、優美な千年の雅をお届けします。
第二十四帖の胡蝶は都の公達から玉鬘のもとへ届けられる懸想文をかたどり、3種の和の香りに見立てた直接火をつけるお香です。
香りで綴る源氏物語五十四帖、美の世界「源氏かおり抄」をお楽しみください。
【生産者の声】
松栄堂の創業は今から300年ほど前。
丹波篠山の里長であった畑六左衞門守吉が商いの道を興した「笹屋」に始まります。
御所の主水職を勤めた3代目守経のころ「松栄堂」として本格的に香づくりに携わりました。
以来、12代目に至る今日まで、香づくり一筋に歩んでいます。
匠の心を守り継ぎながら、時の移り変わりとともに、新しい香りを創造し続けています。
【香老舗 松栄堂】