竹塗は、漆を塗り重ねて竹の風情を表現する、めずらしい漆器工芸です。
江戸時代から続く鶴岡の伝統を受け継ぎ、守り続けています。
漆を盛り上げて「竹の節」を作り色漆を何度もぼかして「枯れ竹」を表現します。
竹塗の魅力は、日本独特の美意識「わび・さび」を表す枯淡な趣です。
その竹塗を生かしたグラスです。
本品は、ガラスに漆を定着させる技術を確立させるため、山形県工業技術センター庄内試験場へ協力を依頼し、剥離試験を繰り返し、試行錯誤しながらガラスに漆を塗る技術を完成させました。鶴岡市の「伝統と創造」を生かした品です。
※作品は一つ一つ手作りのため、写真とは色合いや漆の盛り上がり具合が異なる場合があります。
■使用後、竹塗の塗装が剥げてきた場合、送料をご負担いただければ無料で補修いたします。