山形県庄内地方の春を代表する味覚「湯田川孟宗」。
孟宗竹の群生地の最北といわれる湯田川地区には、北前船で京都からきた修験者がその寺社周辺に植えたことが始まりといわれています。
湯田川孟宗といえば夜露も乾かぬほどの早朝4時に堀り起こすことから、柔らかな食感とえぐみのなさで昔から大人気の春の特産品です。
お送りする孟宗(たけのこ)は、「御殿山会」が朝堀したたけのこの中でも、食べるのに最も適した大きさに育ったもので、白くてやわらかいものを選んだ大変希少なたけのこです。
たけのこの採れる山は、地元では「御殿山」と呼ばれてきました。
庄内藩主酒井家の山との説もありますが、御殿旅館の所有地でした。
その後、地主が変わり、たけのこを出荷しながら山を守ってきましたが、維持管理が大変だったことを知った方々が有志で集まり、手伝いを始めて「御殿山会」ができました。
山は約3000坪あり、草刈りや竹の間引き、肥料やりなど、年間の作業は大変ですが、有志の会員で協力し合い山を守っています。
御殿山会で守られている湯田川ブランドのたけのこは味が濃く、色白で、甘みの強いが特徴です。ぜひ一度はご賞味下さい。
※風味が落ちるのでアク抜きは不要です。(気になる方はアク抜きをして下さい。)
※鮮度を守るため、朝堀した状態の土つきで発送します。