「FUGAKU12(フガクトゥエルヴ)」は、奈良倉山、雁々腹摺山、百蔵山など12景全20座の大月の山々を舞台に、手持ちのカードを駆使して「誰が一番はやく、山頂からの富士山写真を上手に撮れたか」を競う、オリジナルボードゲームです。
大月駅に降り立つところからあなたの撮影登山はスタート。駅から歩いて行ける岩殿山もあれば、山奥には奈良倉山、雁々腹摺山といったレベルの高い山も控え、20座の山々も個性さまざま。それぞれに「絶景度」「移動コスト」「撮影効果」が設定され、手持ちの札、気象状況などから登れる山を決断、《登山口》→《山道》→《頂》 と役を揃えて『標高』を進み、《頂》で『撮影』をします。
難易度の高い山を目指せばそれでいいというわけではありません。コストや時間をかけている間に、他の誰かが簡単な山をいくつか登って上がってしまうかもしれないからです。連なる山を狙って、一つの山から横の山へ『縦走』して複数の山頂を狙う作戦も有効です。
カードが揃うのを待って、うまく山頂に立てて晴れていたらシャッターチャンス! しかし、他のプレイヤーはカードを使って天候を変えあなたの撮影を阻止してくるかも。時には悪天に変わったので下山する、なんて決断も必要になります。
ゲームは「デュアルベースタウンGAME大月版」のスピンオフゲームにもなっていて、お馴染みのキャラクターが今回はプレイヤーとしてでなく、特殊カードのお助けキャラとゲームに登場。車を持っていて登山口まで運んでくれるアッシーさん。天候を変えれるフシギちゃん。撮影が必ず成功するラッキーなあの子。個性豊かな彼女たちが、あなたの登山をサポートします。
特殊カードも利用して、阻止したり、助けてもらったり。一発逆転の要素もあり。様々な駆け引きが展開される、お手軽かつ、奥深い絶妙のゲームバランスに仕上がりました。遊ぶだけで大月20座の山々を覚えられてしまいます。対象年齢は10歳以上、2~5人で遊べます。