西会津町限定赤べこ「くじらべこ」と「さゆりべこ」の2体セットをふるさと納税限定でお届けいたします!
≪くじらべこの由来≫
昭和23年より30年間、雪国の交通を守り、人々の生活を支えた単線ラッセル車は、本州では西会津にしか展示されていない珍しい車両です。
白銀の中、黒い煙を吐き出し白雪を吹き飛ばしながら走る勇壮な姿は「黒いくじら」と言われています。
くじらべこはそのラッセル車をイメージしてデザインしました。
≪さゆりべこの由来≫
ヒメサユリは西会津町の町花で、飯豊山をはじめとする福島・新潟・山形の県境の山の一部にしか生息しない大変貴重な花です。
見ごろは6月上旬で、薄いピンクの花を咲かせます。
さゆりべこはヒメサユリの花の色をイメージしてデザインしました。
≪ゆらゆらと揺れる首、愛らしい表情の赤べこ≫
どこか懐かしくて愛嬌のある顔が可愛らしい会津の伝統郷土玩具「赤べこ」。
赤い牛をベースに、黒と白を印象的に配した張り子人形で、首の部分を触るとゆらゆらと動きます。
≪幸せを運ぶ牛、子どもの守り神≫
会津地方では牛のことを「べこ」と呼びます。
四百年程前、会津地方に大地震が起こり、会津柳津円蔵寺虚空蔵堂が倒壊しました。
その後、険しい崖の上に再建されることになり、木材運搬に使役された牛が険しい道のりのため数多く倒れましたが、最後まで働き通した牛が赤い色をしていたと伝えられております。
その牛のことを赤べこと呼び、敬い親しまれるようになりました。
その言い伝えにあやかるよう、「忍耐強く壮健であれ」という願いを込めて張り子の赤べこが作られるようになりました。
赤は疫神が嫌う色とされ、また胴体に描かれた丸い模様は、疫病を受けて治った傷跡を表しています。
家内安全・無病息災・疫病退散として古来より愛される玩具です。
また、赤べこを持っている子どもは災難から逃れられると言い伝えがあることから、「子どもの守り神」としても知られています。末永くご愛玩ください。