東京から岩手県花巻市大迫町に地域おこし協力隊として2015年に移住して来た鈴木寛太さん。
寛太さんは、大迫町を代表するぶどう品種のキャンベル・アーリーを栽培しています。
キャンベルは70年前から大迫町で栽培されている品種で、昨今の大粒品種の波に押され、日の目が当たらなくなりつつありますが、見た目も味も「THE・ぶどう」という品種。
皮の間に酸味もありながら、実は甘味もあるどこか懐かしいぶどうをぜひご賞味ください。
【生産者:鈴木寛太】
1991年東京都大田区出身。2011年3月に発生した東日本大震災以降、大学のボランティアプログラムで、繰り返し岩手県を訪れるようになり、ボランティア活動で出会った現地の方の温かさに触れ、大学卒業後、一度は関東で就職するも、岩手でどうしても働きたい!という想いがつのり、2015年8月、地域おこし協力隊として花巻市に移住。
大迫(おおはさま)地区で、毎年減少が続くぶどう農家の支援や学生ボランティアなどの企画・調整を行っていた。
また、任期中に空き家を改装して、「かんたはうす」という自宅に住みながら、地域の任意団体「かんたはうす運営組合」を設立。
ぶどう栽培等に力を入れながら、2018年7月末に地域おこし協力隊を卒業後、集落支援員として、引き続き大迫地域で活動。
ぶどう農家として、生食用、醸造用のぶどうを育てながら、自身のぶどうブランドを確立させようと、二足のわらじで活動中。
提供:かんたはうす