格別な甘さ♪生でも食べられる幻のとうもろこし

まるでフルーツのような“純白”のとうもろこしは、ピュアホワイトという品種。
その珍しい色味から、「幻のとうもろこし」とも呼ばれています。
純白なとうもろこしは、生でも食べることができ、一口かじれば果汁がほとばしるようなジューシーさ。自然がつくる糖度20度の甘さとみずみずしさで夏をまるかじりしてください。
《注意事項》
※台風等の天候の影響により、「とうもろこし」の入手が困難となった場合は、いただいた寄附金をお返しさせていただきます。

「後山地区」だからつくれる品種です

信州諏訪湖の南西にある、小さな里山の集落「後山地区」。
豊かな自然環境が、この後山地区の住民によって守られています。
「ピュアホワイト」は、山に囲まれた地形のある後山地区が一丸となることで作られている品種です。地域全体でこの品種を作ることで、黄色いとうもろこしが混じってまだら模様になってしまうことを防いでいます。

「Suwa後山ブランド化プロジェクト」がお届けします

信州諏訪湖の南西、行き交う車も少ない山道を
しばらく進んだ先に小さな集落があります。
小さな里山の集落、後山地区です。
江戸時代前期の慶安4年(1651年)の新田開発で拓かれたこの地区は、現在も 20 世帯ほどが暮らす隠れ里のような場所。
人口 70 人に満たない集落ですが、ここはさまざまな名産品が生み出されている地域です。

後山は秋の松茸や、長芋、とうもろこしといった農産物、豚などの畜産物に蜂蜜と、小さな集落とは思えないほどさまざまなものが採れる場所。標高1000mを超える高地ならではの寒暖差も大きなポイントですが、それだけでなく、それぞれの産業がつながっている、自然と一体化した地域なのも特徴です。
土や環境が農産物に影響するのはもちろん、育てられる作物や花が蜂蜜の味をつくったり、気候や山の状況が松茸の育成状況を変えたり、集落の人と自然が後山の味を育んでいます。
「生き物や自然、植物が相手だからいろいろなことが関係するし、いいときもあれば悪いときもあるでな」
そう笑いながら後山の人々は今日も集落で生きています。

「ここにいいところなんてあるかねぇ?(笑)」。 後山で生きる人々はそんなふうに笑います。市街地までは車で30分ほど。誰もが車に乗るようになった現在はともかく、かつては生活も不便だったという話が盛り上がります。
ですが、ここで採れるものについて聞くと「何でもうまいよ」と話します。
「オレらは普段から食べてるからこういうもんだと思ってるけど、よその人が食べると『おいしいおいしい』って言ってくれるんだよね」