■あわら市の自然とやさしさが詰まったお米「あきさかり」
福井県あわら市の澄んだ空気と清らかな水、肥沃な大地で育った「あきさかり」は、ふっくらとした食感、もっちりとした粘りと甘み・旨みが特長のお米です。品種は「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」の良さを受け継いでおり、冷めても美味しく、お弁当やおにぎりにもぴったり。地元を代表するブランド米として親しまれています。
■農福連携×スマート農業で育てる高品質米「あきさかり」
あきさかりは、就労継続支援A型事業所「株式会社農楽里」と、農地所有適格法人「有限会社あわら農楽ファーム」との農福連携により、障がいのある利用者と共に生産しています。作業は、一人ひとりの特性を活かした丁寧な手作業と、スマート農業技術の活用により、効率と品質の両立を実現しています。ロボット田植え機や、収量・食味(たんぱく・水分)測定機能付きのPFコンバイン、アシスト付きトラクターなどの先進機器を駆使し、すべての工程にこだわりをもって取り組んでいます。2018年から農福連携とスマート農業に取組み、2022年から試験研究機関と農福連携によるスマート農業の実証試験を実施。その結果、利用者と熟練オペレーターの作業精度や効率にほとんど差がないことが証明されました。
■農福連携の力で育てた「農楽里」のお米
就労継続支援A型事業所「株式会社農楽里」は、2013年4月に設立されました。障がいのある方々に農業を通じて働く場を提供するとともに、高齢化や後継者不足が進む地域農業の担い手として貢献することを目的としています。現在は「有限会社あわら農楽ファーム」と連携し、農福連携のもとで14名の利用者が施設外での農作業に従事しています。あわら市等で水稲をはじめ、そば、大豆、さつまいものほか、メロンやいちごなどの施設園芸も手がけています。また、かきもち、いちごジャム、あんぽ柿、あわせ柿といった農産加工品の製造・販売にも取り組んでおり、特に環境にやさしい農業の実践に力を入れています。
■環境にやさしい持続可能な農業
あわら市は、九頭竜川や竹田川、観音川など豊かな水資源に恵まれた地域。九頭竜川からパイプラインを通じて安定的に水田へ給水しています。粘土質の肥沃な土壌と昼夜の寒暖差も加わり、お米づくりに最適な環境です。土づくりには堆肥を使用し、除草は畦畔・土手・農道などを年4回、刈払機によって実施。除草剤を一切使わず、人にも環境にもやさしい農業を貫いています。また、収穫後のお米は、15℃以下の低温倉庫で丁寧に保管。ご注文を受けてから精米し、最高の状態でお届けしています。2023年12月には最新の精米ユニットも導入し、さらなる品質向上に努めています。
■精米したてのおいしさ、まっすぐお届け
私たちは「オンリーワン・ナンバーワン」の農産物、農産加工品の生産に取り組んでいます。堆肥による土づくりに始まり、スマート農業を活用した田植え、肥培・水管理、適期収穫、二段乾燥(通風・加温)、さらに徹底した色彩選別まで、すべての工程を一つひとつ丁寧に仕上げています。ご注文を受けてから精米・出荷することで、精米したての風味と美味しさをお届けしています。
■農楽里より
一年365日、大空の下で汗を流し、みんなでコツコツ育てたお米を、ぜひご賞味ください。皆さまの笑顔が、私たちの何よりの喜びです。