萬祝染の専門店である「鴨川萬祝染鈴染」さんが図柄のデザインを行い、「鴨川印刷」さんがプリントを担当したコラボレーションTシャツが登場しました。
萬祝とは、豊漁を祝って船主や網元が漁師に配った長半纏を染め上げた祝い着のことで、漁の様子や、鶴亀や鰹、宝船などの縁起物を色鮮やかに描いています。
その技法を受け継ぐ「鴨川萬祝染鈴染」さんがデザインした5種類の萬祝柄を、地域密着で印刷業を営む鴨川印刷さんがTシャツにプリントしました。
鴨川で代々続く染物職人さんと印刷屋さんの技術が活かされた縁起のいい萬祝柄Tシャツ。
祭事はもちろん、日常生活に”粋”を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
カラー:白
素材:綿100%
別のお礼の品に、紺色、ドライ素材のTシャツもご用意しております。
※お申込みいただく際、ご希望の図柄・プリント位置・サイズをご記入ください。
図柄:A~Eからご選択ください(各図柄は本ページ内の図柄表をご確認ください)。
プリント位置:前か後ろをご選択ください。
サイズ:100~130・S~XXLからご選択ください(各サイズの寸法は本ページ内のサイズ表をご確認ください)。
萬祝(まいわい)とは
萬祝とは、もともと大漁祝いのことでしたが、次第に大漁祝の際に揃って着る祝着を指すようになりました。
萬祝の発祥の地は千葉県房総半島と考えられており、1800年頃より萬祝の着物を作る風習が始まりました。
この風習は主に太平洋沿岸に広く普及し、北は青森・南は静岡まで普及していましたが、太平洋戦争の始まりとともに衰退し、今では萬祝染職人も少なくなりました。
萬祝の図柄は一般的に鶴亀・松竹梅・宝船など縁起の良い題材や大漁に捕れた魚などが描かれます。
5原色の顔料を用いて一色一色刷毛を使い、色と色の境をぼかしてグラデーションをかけることにより立体感を出します。 この技法は千葉県の伝統的工芸品に指定されています。