戦国時代、北条早雲によって奨励され小田原の梅干し文化はスタートしました。当時戦時食として重要視され後に物産品として発展した梅干。小田原城下および周辺地域に梅の木を植え、梅干しづくりは盛んに行われました。江戸時代になると東海道の宿場として賑わった小田原の名物として全国的に知られるようになり、現在に至っています。しかしながら時代の流れと共に梅干し生産の後継者や梅林の管理の問題からやむなく伐採される梅の木が現在増え続けています。古くから小田原の発展を支えてきたこれらの梅の木たちを何とか別の姿で生まれ変わらせたいとの想いから、従来木製品の素材としてはその加工が難しいと言われていた梅の木を、同じく小田原地域に伝わる伝統技法である「木地挽き」を駆使して商品化することに成功しました。「木地挽き」とは、細かい木材を"寄せ木"として貼り合わせた後にろくろで挽く技法です。少し赤みを帯びた温かみのある梅の木の色合いは一点一点違った表情をしています。また、梅の木特有のずっしりと重みのある感覚も長きに渡り小田原の地で育った時の流れを感じます。
名称 |
小田原下曽我の梅の木から生まれた「梅小花幸子」 |
内容・サイズ |
高さ:90mm
Φ:70mm |
産地・原材料名 |
材料:小田原市下曽我の梅の木
加工:寄せ木、木地挽き、ウレタン塗装 |
使用方法 |
食洗機のご使用はお控えください |
注意事項 |
天然の梅の木を使用しているため、使用頻度や経年により木の色合いが変化してくることがございます。 |
提供元 |
株式会社タケオ
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1245 |