柳田国男の民話集『遠野物語』刊行から100年余り。
漫画家・勝又進が、「おしらさま」「ざしきわらし」「河童」など比較的よく知られた14話を選び、その象徴的な場面を一枚の絵にするとともに、当時の山村に生きた人々の暮らしを著者の体験と解釈を交えて解説する。
■目次
おしらさま
おいぬ(狼)
雪 女
河童
ヨバヒト
霧の中
郭公と時鳥
ざしきわらし
天 狗
蓮台野
サムトの婆
狐
白望山
笛吹峠
あとがき
本返礼品は、遠野市内の内田書店がお届けします。
【創業1895年。遠野の地域に根ざす街の本屋。】
歴史的な趣が今も色濃く残る、岩手県遠野市の中心街を拠点とする当店は、『遠野物語』の著者日本民俗学の父・柳田國男も遠野滞在の際に幾度か原稿用紙等を買いに来店されていたと聞いています。 明治後期の創業より残る『内田商店』と書かれた漆喰の看板はそのままに、2021年に本店の内装をリニューアルいたしました。遠野唯一の書店として、これからも地域の皆さまに親しまれる存在でありたいと思います。 内田書店 店主